種子黎明法


【種子黎明法(しゅしれいめいほう)とは】

 

黎明法(れいめいほう)とは所謂、「人型」「形代」というものです。

 

中国に於いても日本に於いても「形代」は古くからの習慣、文化です。

 

夏の夏超え祭り、輪抜け様などは古くから日本でも「形代」に淀んだ氣、穢れ、不運の元などを移し、水に流したり火にくべたりしますね。

 

「形代」というものは「人の代わり」という意味です、持ち主の代わりに「不幸、不運、不健康、穢れ、淀んだ氣、濁った氣」などを身代わりとなって受けその災厄を軽減、無効化殺してくれるものです。

 

黎明法に限らず修方や煉氣法、その他の開運商品の中には「厄除け、禍回避」という意味合いを持つものも種々存在しますが、この厄除けというものはその効果を「実感」しにくいものであり、それ故にその必要性が希薄になりやすいものでもあります、ここが一定、当方でも、其仙流でも悩みの種でもあります。

 

開運は実感しやすいものですが厄除けや禍回避というものは悪い事が「何も起こらない」という事態になり得ますのでお客様がその作用などを実感しにくいもので、次第に使用しなくなってしまい、突然の不幸や災厄に見舞われるという事態に陥る事もあります。

 

これを戒め、身体あっての仕事、命あっての人生です、何事も無い平穏な日常の時から「有形、無形」の厄除け、禍回避は備えておく事に損はありません。


【伯典医】

伯典医(はくてんい)は「紙の形代」で、一日一枚の使用となり、30枚+予備1枚の合計31枚です。

 

「紙」故に非常に持ち運びに便利な反面、吸い取る許容量に限界が直ぐに来てしまいます。

 

普通に持ち運ぶ、患部に当てる、寝床や枕下に敷く、又は悪いものを吸い取って下さい、というように祈願する。

 

使用後は近くの神社や氏神様のお守りやお札を安置する場所に同じ様に封筒などに入れて安置すれば良いです。

 

料金=30枚+予備1枚=合計31枚 ¥5000-

 


【皎典医】

皎典医(こうてんい)は「木」で出来ており又その持ち運びに便利なように「お守り袋」に入れての形となり人目を左程、気にする事無く持ち歩けます。

 

使用方法は伯典医と同じで、患部に当てる、寝床や枕下に敷く、持ち運ぶというものです。

 

皎典医は三日で一回の交換となり10枚+予備一枚の合計11枚でワンセットとなります。

 

使用後は近くの神社などに御守りやお札を安置する場所に封筒などに入れて安置すれば構いません。

 

料金=10枚+予備1枚=合計11枚 ¥18000-


【朔典医】

朔典医(さくてんい)は皎典医と同じく「木」で出来ております、最大の違いはその大きさで長さ約16cm、幅約11cmとなっており、基本的には家などに据え置きにしておくタイプのもので、就寝前や何か思い立った時などに、額に当てて悪いものを吸い取ってくれるよう祈願する、又患部に当てる、枕下や寝床に敷くという仕様方法も勿論出来ます、又持ち運ぶ仕様でも構いません。

 

使用以外の時は画像の様に漆箱の中に入れ和紙で包んで下さい、使用する時に箱から取り出し和紙を取り除いてから使用して下さい。

一枚で約一ヶ月の仕様となります。

使用後は他の典医と同じく近くの神社仏閣などのお札などを安置する場所に封筒などに入れて安置すれば構いません。

 

料金=約一ヶ月1枚 ¥15000-

 


【あとがき】

黎明法は単に紙や木に人型を押して真似た所で左程の効果は得られません、元となる紙や木を特殊なお香に括らせ、その上で特殊な印泥で人型を押す事やその他の秘伝の精製方法を経て初めて効果を発揮します。

 

代表的な使用方法は皎典医若しくは伯典医を使用しながら朔典医を使用する、という使い方が理想でしょう。

 

自らの身代わりとなって災厄を受けてくれる黎明法・・・体が健康でなければやりたい事も間々なりません、チャンスがあっても元々が運が弱い人はそのチャンスをものにし切れません、不運とは思いも掛けずに突然にやって来る事も有り得ます、こういった事に種子黎明法はその本領を発揮します。

 

日々を一生懸命に生きる人

志がある人

運を大切にする人

成長を意識する人

 

こういった人たちにお勧め出来るものです。

 

真剣に生きる人の大きな支えとなり、杖となる存在です・・・。