占いサイトへ課金しても問題は解決しません

こんにちは。占いCafe&Bar黒ねこさんのブログをご覧下さいまして、誠に有難うございます。

6月の投稿以来、またまたご無沙汰してしまいました💦

なかなかスイッチが入らなくて困った子ちゃんです(;・∀・)

 

 

今回はFacebookを見ていて「占いサイトへの課金で返金が出来る」という広告を見て思った事を書きました。

 

当店で行っている占いのスタイルで言いたい事は「本当の占い」は

エンタメでも、悪い事を言って脅すものでもなく、巷でそうと認識されている

「当たる、当たらない」は本来の「占いの本質」ではないということです。

 

長い歴史を経て占いは「嘘、詐欺、眉唾、エンタメ・・・」などと成り下がってしまいました・・・

 

しかし本当の占いは、「相談者に寄り添い、悩みを解決するように方向性を示す事」です。

 

お店に来られた相談者さんが「まるで、人生相談みたいですね」と仰いますが、

「軽い何気ない未来」に対しても如何にすればより良く豊かな人生になるのか?

説いて「来て良かったです」と言って貰えるか・・・

真剣であれば真剣な程、こちらも真剣勝負で挑む・・・

それが本当で「本物」の占いの姿なんです。

 

未来は決まっていません」自身の如何様で変わります

「開運(豊かな生き方)を示す」事が、本来の占い師の存在意義です。

 

あまりにもお気軽で、お遊びで、詐欺まがいので、程度が低くなってしまった昨今ですが、

「それでも」信じて相談に来て下さる方の「お役に立つ」ようにと真摯に真心を込めて生業としています。

 

其仙流の先生から教わった言葉です。

 

動悸は「善」であれ。

それが指南業であれば尚の如く

 

私は、この言葉を聞いた時に「そうよね、それが本質よね!」と、とても共感しました。

でも、心根からそう思いながら占い(指南業)をされている方は全国で何人いるのでしょうね。

少なくとも占いサイトなどに登録されている占い師さんには高尚な志を持たれている方は

皆無なんだと思ってしまいます。

 

ですから、占いサイトで占いをしても「何の役にも立たない答え」しか帰って来ないと思います。

やるだけ時間とお金の無駄でしょう。

 

「占いサイトへの課金をやめませんか?」

とFacebookに載ってましたが、下記のようなコメントが寄せられてました。

 

「占いってエンタメだからなぁ、」

 

「宝くじ高額当選を売りに1000円課金しましたが、それでも足りないと言われて

それ以降はまだメール来てますがすぐに削除しています。」

 

「課金してる人を獲得する為の悪徳サイトだったり・・・」

 

「マジ!騙されました(´;ω;`) 絶対、皆さん課金しないで下さい(>_<)」

 

「占いの結果はメールで!って情報を収集する罠に昔引っ掛かりまして、

気楽な気持ちでやってみただけなのに、以後は悪質な出会い系サイトの登録の

誘いメールが頻繁に来た。そんな趣味も興味も有りません。

メールアドレスを変更して二度とその手の遊びゲームはやってません。」

 

「以前に占いをやりましたが、やたらと、『私のアドバイスを聞かないと不幸になる』と

数人からメッセージ。運営会社にクレームの電話して、即、退会」

 

このように最初は「無料」を謳って誘い出し、課金やら変なサイトへの誘導、

個人情報の漏洩に繋がるなどロクな結果にはなりません。

お遊びの範囲ならまだしも、「真剣な悩み」をしているのに手玉に取られて結果、

「占いは悪」だとレッテルを貼られてしまっては、真剣に生業としているこちらとしては

たまったものではありません、お客さんにはもちろんですが、同業者にも害そのものです! 

 

 

以前、お店をオープンしたての頃はまだお客さんも少なくて、いたし方

なく電話鑑定のサイトに登録して副業をしていました。

 

たくさん電話鑑定のサイトはありますが、その事業に詳しい人から紹介してもらった所で合格率が「難関」だというサイトがありまして、テストがあったんですね。

それは企業の方から質問されて鑑定して合否を決めるものでした。

てっきり、私は「腕が立たないと合格出来ない」と思っていました。

 

そしてテストを受けまして、「私の恋愛はどうですか?」に関して鑑定する指示を受けました。

「恋愛」という漠然の言葉でしか鑑定出来ません。

漠然の質問には漠然としか答えられません、「吉か凶」しか語れないのです。

恋愛でも、「今好きな人がいるけれど付き合う事が出来るのか?」とか、

「今後恋人は出来るのか?」と、「付き合っている人と結婚は出来るのか(してもいいのか)?」

では観方は全く違いますから、具体的な言葉が欲しいのです。

それをすっとばかして「恋愛を観て下さい」で占いをするのは「型に当てはめている」から出来るのです。

 

占いは「具体的に」で本領発揮です、漠然では未来も漠然です。

具体的な未来を予知出来るのが「占いの本質」です。

 

電話鑑定のテストは漠然ですが、仕方ないです。

生年月日を聞いて「咸」を働かせて傾向を鑑定しました。

そして、結果は不合格です。

その理由は・・・

 

「終わるのが早すぎますよね、、もっと引っ張って頂けないと。

15分程で終わるというのは、ちょっと営業向きではないと思いますので。」

 

サイト運営は営業、長く引っ張ってなんぼで本来の「占いの本質」とは

程遠く掛け離れているものだったのです。

 

 

 

 

 

以前、電話鑑定を生業にしている占い師さんが相談に来られました。

自分には「霊感」などないのに、「そのように振る舞う」のがとても心苦しいと。

何の根拠もないのに上手く行かない人生を、霊に憑かれているからだと言ってしまって申し訳ないと。

 

ですがご自身も体調に不良を感じる、とても疲れるようになって、もしかしたら本当に

「そういうものがある」からなんだと思う様になられて私のお店に来られました。

 

でも「違うんです!」日常ではない「何か」を主に於いてはいけないのです。

だって、日常に必要でもないし、あったからどうした?だけの事。

「視た」らびっくりする事が仮に「あったとしても、どうした?」なんです。

 

そこを軸に置く人はどこか「自然と掛け離れて」いってしまいます。

神秘は私も好きですけど、それを「日常」に取り入れて生きてるとズレが生じてしまうのです。

 

遊びの範疇で課金しても納得されるのであれば、個人の自由ですが・・・

「霊感」を謳っている時点で、すでに本物の占い師ではありません

「人のお役に立つ」が根っこになければならないお仕事なんです。