占い教室 ― 他占法の過誤編(アカシックレコード) ―

こんにちは。

この度は占いCafe&bar黒ねこさんのブログを

ご覧下さいまして、誠に有難うございます。

 

正月を迎えて早、1月も半ばを過ぎました。

本当に早く時は過ぎますね。

 

今年になって早々、トンガの海底火山の大噴火で世界各地に被害があり、日本でも船が転覆や流されて漁師の方々が途方に暮れている報道を見て、心が痛みます。

自然の災害は本当に脅威です!・・・

 

本日は「占い教室」の授業の日でした。

毎月一回、高知県の其仙流の先生からテキストを作成して頂いて色々な事を学んでいます。

 

普通の「占い教室」は、占法(占いの仕方)だけを教えます。

 

其仙流の授業は「占い師は、その人間性が低ければ、程度の低い指南しか出来ない、

故に《人格の養いが最も重要である》とし、東洋の哲学に重きを置いて様々な事を

多岐に渡って教えて頂ける、「本物を育てる」授業内容となっています。

 

それは、決して他では見聞きをすることのないものばかりで、学べば学ぶほど

「物事の本質が解るようになる」という大変有難い教えです。

 

言葉だけでは何のことやら?となるかもしれませんが・・・

一応、どういうものを学んでいるのかを、記したいと思います。

 

「造化論」、「古典哲学」、「運勢論」、「指南論」、「無相指南」、

「経営指南論」、「真正論」、「正則識学」、「観応の鍛」、「言咸学」、

「麻衣神相法 神異賦」、「孝悌哲学」、「修養学」、「滋生学」、

「方位便覧」、「易指南」、「他占法の過誤」・・・

他にもあったりしますが、これだけでも実に17種類の教えがあるのです!

 

 

このような「占い教室」は日本中、どこを探しても他ではないと自負しています。

本物の占い師になりたいのなら、当然このような事を教え乞わなければならないのです。

 

それも決して堅い授業ではなく、本気の姿勢がありながらも時には冗談も交えて

和やかな雰囲気の中で進むので「しんどかった」なんて、一度も感じた事はないのです。

 

いつも教えて頂いている時に「こんな貴重な授業を受けられて超ラッキーだわ!」と

思う反面、世間に知れ渡っていないのは「実に勿体ない!」と思うのです・・・

 

其仙流は一子相伝(伝承者が一人だけ)という形をずっと引き継いでおりました。

 

けれど、今の占いがあまりにも敷居が低くなり過ぎて、お遊びの延長か、このままでは本物が滅びてしまう・・・

そう判断して、一時的にその占法を世に広めて「本物の占い師を育てよう」となったのです。

 

そういう訳で現在は「本物の占い師を育てる」という事に力を注ごうとしています。

 

私は今まで其仙流の授業を受けに高知県まで

行っていましたが、神戸で「占い教室」を開いて頂くことになり、高知県から神戸に先生が来て下さいます。

 

そして、「占い教室をやってます」という宣伝を打ち出し、時々生徒さんになってもらうのですが・・・

残念ながら、今のところ長続きをしてくれる生徒さんが現れません(;´・ω・)

 

 

 

「何故、長続きしないのか・・・」

 

そもそも今の占いが「簡単でお気軽なもの」がほとんどなので、

「本質」とか「覚悟」、「真剣勝負の命懸け」という其仙流はとても

ハードルが高く、重い占いだと思われるのは仕方ないので、

生徒が集まりにくいとは思っていましたが、今日の授業を聞いて

それだけではなかった事が分かりました。

 

「他占法の過誤」でアカシックレコードについて学んだテキストの中に

その答えが書かれていました。

全ての内容を書くと、とても長文になるので省略して載せました。

 

「アカシックレコード」とは「元始から全ての事象、想念、

感情が記録されているという世界記憶の概念」です。

 

チャネラーがアカシックレコードとアクセスして、

情報を得たり悪い未来が訪れるなら、その情報(未来)を

書き換える事が出来るのだそうです。

 

 

普通の常識を持っている人なら有り得ないと分かるはずです。

この様な稚拙なものを信じる人は・・・

 

「現実を生きる力が致命的に脆弱」

「幼い頃から思考方法が夢みる夢子ちゃん、論理的思考が出来ない」

「発達障害か精神疾患を患っている」

 

のどれかだと思われます。

 

感の良い人なら早速、矛盾が見えると思います。

「アカシックレコード」とは「元始から全ての情報が記録されている」ものなら

「書き換え」が出来る時点で「おかしい」はずです。

 

つまり、都合が良すぎるのです、何か未来に自分にとって宜しくない事が起こる事を

アクセスで知って、その未来を書き換える・・・

それでは「元始からの全ての情報」ではないのではないでしょうか?

 

非常に疑念が生じます、「元始から全ての情報が記録されている」という事は

「未来は決まっている、未来は定常である」という事ですから、

その未来を書き換える事が原理的に矛盾があるのです。

 

 

「書き換える」事が出来ると「努力をする意味が無くなる」それに伴い

「向上心が上がらない」「堕落し、生産性が落ちる」結果的に現代よりも

「個人主義な生き方を多くの人がする」事になり、「秩序」が崩壊し、「世界は衰退」する。

 

 

幼い頃から「精霊や妖精、神と交信できる」と吹聴する性癖がある、

これは現代のスピリチュアリストや夢みる夢子ちゃんにも共通する事で、

「現実を生きる力に致命的脆弱性がある」か

「発達障害やある種の精神疾患を患っている人」は一定分野に異常なまでに

精力的に活動する傾向と通じるものがあります。

正しい占い(易、其仙流の占いなど)はある程度、理屈に従って長く学んでいかなければならなく、個人の考えが入り込む余地はありません。

物事を論理的に考えられない精神疾患の人や発達障害の人はそれを「窮屈」と取ります。

 

苦手なものを凄く嫌う傾向があるので、感性・精神性で簡単な楽な方を選びたいとなるのです。

 

その為、根拠の無い自分都合の占い

(スピリチュアル)に傾倒していく・・・

 

つまり、そういう人達は正しい「本物の占い師」にはなれないのです。

 

「本物の占い」は、占いをフワフワしたものと認識していたら、無理なんです。

タロットを覚えたところで、「本物の占い師」ではないので、

ただの「占いごっこ」をしているのに過ぎません。

 

現在、占い師が「爆発的に」増えています。

しかし、そのほとんどはタロット・スピリチュアルなどの「お手軽で簡単な占い」です。

本物を知らないから、それらが「本物の占い」だと信じているのです。

 

 

如何に今の占いに憧れる人達がそちらを選びたくなるのか、

今回の授業を聞いてとても腑に落ちました!

 

 

戦争もない、飢餓もない(ほぼ一般的には)、食べ物も豊かで

簡単に手に入る、時間の使い方が下手で無意味に持て余してしまう・・・

 

そのように飽和状態で熟れきった日本が「真剣に生きる」「一生懸命に生きる」

力や意識を弱らせてしまっているのです。

 

 

「現実を生きる力が致命的に脆弱」

「幼い頃から思考方法が夢みる夢子ちゃん、論理的思考が出来ない」

 

「発達障害か精神疾患を患っている」

 

ですから、そのような人達がどんどん増えてしまったのかと。

 

 

 

私も最初は「本物」「本当」の占いが存在する事を知らなくて、

四柱推命、九星気学、手相、タロットカード、易と様々な占いを勉強してきました。

 

それでいっぱしの占い師気取りだったのです。

以前に属してました「館」には沢山の占い師がいらっしゃいましたが、

結構な人数で「変な人」が多く、正直「尊敬できる」占い師は

一人もおられなく、むしろ関わり合いたくない人の方が多かったです(笑)

 

そのうちどの占法でも相談者の悩みに応える「限界」を感じてしまったのです。

昔から「占い」が大好きで、これで人の助けになりたいと思っていました。

けれどそれが「出来ない」のは人格の養いが出来ていないからなのだと、

其仙流に教えられ、その授業内容はまさに「目からうろこ」です。

 

お遊びの、間違った占法で占われた相談者にとっては「偽物」、

間違った運勢を伝えているのですから、それは「」でしかありません。

 

「プロ」になるまでは、努力・忍耐、時間がかかるという事が

どの分野の世界でも必然です。

 

お手軽な物は全て偽物」なのです。

そういうものに、安易に飛びつかず「本当に人のお役に立ちたい」のなら、

其仙流に学ぶしかないと言いたいです。

 

「本物の占い師」になるには、「覚悟」と「真剣さ」と「素直」が

求められるのです。

 

今年の抱負はより多くの人に「本物の占い」があるという事を知ってもらい、

一人でも多くの相談者のお役に立つ事と、「本物の占い師」を目指す「仲間」を増やす事です。

 

きっとそうなると「信じて」います!!!