尽くすと寄り添う


こんにちは。占いCafe&Bar黒ねこさんです。

ブログをご覧下さいまして、誠に有難うございます。

 

今日は来店された相談者さんの事例で書きたいと思います。

 

22歳の若い女性が恋愛の相談で来られました。

今、付き合ってほしいと言われている男性がいて、

とても優しくて人間的に良い人だと思うけれど、どうしても

その人の事を好きになれず、それでも付き合った方が良いのか?

という相談でした。

「好きじゃないと、浮気すると思うんです。」とも仰ってまして、

聞けば、早く結婚をしたいと言います。

楽しい人と結婚をしたいと・・・

 

この方の結婚観が希薄であると、思いました。

そこで私は結婚というものは決して楽しいだけではなく、

苦楽を相手と共にするものだから、苦しい時も寄り添い

尽くす気持ちを持って一生を共に生きる「覚悟」をしなければ

ならないものです・・・

と言いました。

 

すると彼女は、「自分の事は自分でしてほしいです。洗濯も食事も、自分でやってくれる人が良いです。ずっと側にいるのも面倒くさいです。」と言いました。

 

私は「尽くすを、こき使われると思ってません?」と聞きましたら、「はい。」と返事されました。

 

彼女は大きな勘違いをしていました。

尽くす」とは、心の底から思ってする、出し切る、成しうるまでする、極める、果たす、他の者の為に力の限り働く意を表す・・・

とあります。

 

ですから、この場合は結婚したらご主人のお世話を真心をこめてする・・・

 

寄り添う」は側にぴったりと寄る。ともありますが、

精神的な事を言っています。つまり、相手の気持ちに共感して

自分の気持ちと相手の気持ちを同調させる意味合いを含み、優しさの表れなんですね。

 

それを説明すると、「え~、難しい・・・」と口が尖ってしかめっ面になりました。

 

まだお若いから「覚悟」と言われても実感がわかないでしょうし、

人生観も分からないかもしれませんが、「自分を可愛がってほしい」

「楽して暮らしたい、お世話をしたくない」など独りよがりな考え

結婚したところで、必ず「こんなはずじゃなかった」と自分の我を

振りまいてしっぺ返しを食らうことになります。

 

「楽しい人生」にするには、努力が要ります。

それは自分の為ではなく、人の為に働く、社会に貢献する、お世話をするなど様々です。

そうして「徳を積んで」楽しい人生だったと思う事が出来るようになるのです。

 

「楽な人生」を望むと後で後悔する人生となります・・・

 

どちらを歩むも本人次第ですが、どうせなら「楽しい人生」に

したいと思いませんか?・・・